
作品名:Dragonvarius (リミックス/リマスタリング盤)
サークル:
Dragon Guardian2010.1/13頒布
オリジナルアルバム
全9曲収録
6曲がVo曲
■感想
前作と同じく、コンセプトアルバム。
ガッチガチなシンフォニックメロスピ。
えっと、購入したのがリマスタリング盤なので、
通常版と違って、ボーナスtrとして1曲多いです。
ありがたい。
なんといっても驚くのは、
今回のVo.がFUKIさん(
Unlucky Morpheus)だということです。
いやー。やっぱりこの人の声は凄いの一言。
終始鳥肌でした。
tr-1「序曲」
文字通りのSE。
まさに序曲。
ファンタジーというよりは、
クラシカルなSEです。
うん、RPG。
tr-2「暗黒舞踏会」
イントロからたまらんシンフォメロスピ。
要所要所で入ってくるクワイアとかセンス良いです。
展開は、物語なのでしょうがないですが、
結構超展開です。
ミュージカルっぽいから仕方ない。
語りの部分の後にG.ソロがあるともっといいような。
tr-3「旅立ちの朝」
さらにシンフォニック色が強い曲です。
サビが本当にたまらない。
キャッチーなメロにFUKIさんの高音Vo.。
さらにクワイヤとシンフォニック。
全てが絡み合ってとんでもないことになっています。
ゾックゾクです。
tr-4「港街バッカス」
3拍子のナンバー。
この手の曲はメタル系では珍しいかと。
アコーディオン主体の「街」って感じなんですが、
サビはゴリゴリ。
こういう曲があるとRPGっぽっさが出て良いですね。
tr-5「忘却の島」
サビから始まるFUKIさんのハイトーンボイスが光る曲。
もうゾクゾクしまくりです。
どストレートなメロスピで、
引き込まれること間違いなし。
ただサビがクワイヤオンリーなのが寂しい…。
とか思ってたら、ボーナストラックの方で補完されてました。
うむ。
tr-6「ドラゴンヴァリウス」
これがメインの曲ですか。
物語のピークだから当たり前ですね。
11:56とかなり長い曲です。
オーケストラパートがかなり濃厚になってます。
アルバムの中じゃ一番なんじゃないでしょうか。
中盤の間奏部分は凄い。
まるで映画ですかね、これ。
色んな音が詰まっていて、何度聴いても面白いです。
何度か転調するので、コロコロ変わる曲がダメな人にはキツイかも。
tr-7「邪神への鎮魂歌」
ラスボス登場。
重厚なリフで始まり、通して聴いても重い曲。
王道っちゃあ王道。だがそれがいい。
ちょっとラストバトルっぽくは無いですが、
終盤のストリングスが悲しさを引き出していていいです。
tr-8「白銀の髪」
ありがちなエンディングです。
ええ話や…。
敢えてなんでしょうが、
悲しくも無く明るくも無い曲調です。
ストリングスとピアノが主体で、
1:57と短いです。
tr-9「忘却の島(Special Mix Ver.)」
tr-5「忘却の島」のリミックスVer.。
サビが一番分かりやすいですかね。
本編ではクワイヤだけだったのですが、
メロのVo.が乗っていて、分かりやすく、
聴きやすくなっています。
個人的には、G.ソロが加わっていればもっと良かったかなぁ
とか思ってみたり。
語りの部分が無かったりして、
本編のよりも1分近く短くなっています。
素晴らしいの一言。うむ。
とはいっても、やはりスルメで、
何度か聴かないと魅力が引き出されなかったです。
好物の方は別かも知れませんが。
シンフォニックのパートがちょっと薄い、
厚みに欠けるかな?と思う曲があったりしましたが、
それを抜きにしても聴き応えあります。
tr-9が語り抜きで収録されているのは拍手です。
こういうのが欲しかった。
無理かも知れませんが、全曲語り抜きで欲しいところ。
ところで、登場キャラの声優はあ一体誰が声をあてているのでしょうか?
どうも聞き覚えのある声なんですが…。